センスのいい名前が思いつかない

フツーの人間が書くフツーのブログです。多分面白くないです。でも読めば何かを感じていただけるかもしれません。

オンとオフ

f:id:moimoi39:20210226105917p:plain 「オンラインxx」というフレーズが、よく聞こえてくるようになった。

ニューノーマルの時代、こうした取り組みが増えてきているのは必然だが、ようやく時代の流れに人々が追い付いてきたのだ、とやや高みから言ってみる。

 

オンラインとは、いわゆるインターネットを介して情報・データのやり取りを行うことで、そのデータが音声だったり映像だったりするわけだ。そしてそれは録画でも録音でもなく、まさに今の状態が、そのまま伝わる時代になった。

そういう技術があればこそ、オンライン飲み会とか、オンライン帰省とか、オンライン面接とか、できるようになった。昔のダイアルアップや、ISDNとかADSLとか、通信速度が今ほど早くない時代だと大量データを瞬時にやり取りするのは不可能だった。

 

一部のオタクと呼ばれる人たちは、共通の趣味を持つ者たちで「オンライン上」につどい、情報交換や意見交換、時には対立やケンカもしながら趣味仲間のつながりをはぐくんでいた。同じクラスや会社にはいない、共通の趣味を持つ友達を、広い世界に求めたのだ。

広い世界のどこかに確実に自分と同じ趣味嗜好を持つ者がいて、彼らとつながりたいんだという欲求があったのだろう。そんな彼らが現実世界で出会い、会合を持つことを「オフ会」と呼んでいた。最近の潮流とはおもしろくも逆の発想である。

 

つまり今の時代は、リアル(オフライン)で会っていた人と会えなくなったから、オンラインで会うようになったということだ。

 

人間の欲求として「帰属欲求」というものがあるが、同じ趣味や目的を持つ「気の合う連中」とつるみたいというのは古今東西変わらないらしい。オフラインだろうが、オンラインだろうが、誰かと一緒にいるという安心感はかけがえのないものだろう。

こういう時代だから人と会えない、寂しいという思いを持つ人は多いだろうが、それを解消するために色んな手立てを考えるということは、大きな成長だと思う。

 

どうしてもオンラインではなく、直接リアルの世界で伝えたいことや話したいこと、体験したいことはある。例えば自分の子供との会話やふれあいが、すべてオンライン上になったら寂しい。一緒にいて肌のぬくもりを感じ、寝顔を愛でて髪を撫でたい。動物と触れ合ったりするのも、かわいい猫動画を見て満足するだけでは動物のことを真に知ったことにはならないだろう。

私たちがすむ世界はリアルな世界。そこにオンラインというツールがある。オンラインはリアルな世界をサポートするものであり、リアルの流れで動いている神羅万象を加速させたり支援したり便利にしたりするものだと思う。

 

喧噪、生活音、人の気配、そういったものを感じられる幸せをかみしめて、テレワークにいそしむ。

 

宅配便のチャイムが鳴った。なんだか、うれしい。

はじめまして

何年かぶりに、ブログを書いてみようと思い立ちました。匿名できままに書いていこうと思います。

 

会社員です。男性です。日本に住んでいます。

 

既婚です。子供がいます。

 

いろいろ考えています。アウトプットするのが大事だと思い、とりあえずブログを作ってみました。形から入るタイプです。よろしくです。